USDTという仮想通貨は
他の仮想通貨からの交換先コインなどとしてかなり使われている通貨なので
一度聞いたことのある人が多いのでは?
USDTってなに?
どうやって買えるの?
といったことについて説明していきます
USDT(テザー)とは
USDT(テザー)は、Tether Limited社によって発行されるステーブルコインで、
法定通貨である米ドルと1対1でペッグ(連動)されています。
これにより、USDTは暗号通貨市場の中で価格変動の少ない資産として利用されることが多く、
特に暗号通貨取引において安全資産としての役割を果たします。
テザーは、ビットコインやイーサリアムのような他の暗号通貨と交換可能でありながら、
価格が常に1ドルに固定されるため、ボラティリティの高い市場環境でも価値を保持しやすい特徴があります。
項目 | 詳細 |
---|---|
名称 | テザートークン、テザー |
ティッカーシンボル | USDT |
価格* | 1.0ドル/USDT |
時価総額ランキング* | 3位 |
発行元 | Tether Limited社 |
国内取引所での取り扱い | なし |
USDTの概要
テザー(Tether)は、
ビットコイン投資家のブロック・ピアース氏、
起業家のリーヴ・コリンズ氏、
ソフトウェア開発者のクレーグ・セラーズ氏によって2014年に開発された、
世界初のステーブルコインです。
ステーブルコインとは、円やドルなどの法定通貨と連動している暗号資産(仮想通貨)で、
テザーは米ドルと連動しています。
USDTの特徴
テザーの最大の特徴は、その価値が米ドルに固定されていることです。
具体的には、1USDTがほぼ1USDと等価になるよう設計されています。
これにより、価値の変動が少なく、多くの暗号資産取引所で基盤通貨として利用されています。
特にビットコインやイーサリアムなどの他の暗号資産の取引において、
利益確定時の交換先通貨として広く使用されています。
テザーは法定通貨担保型のステーブルコインであり、
発行されたUSDTの枚数と同等の法定通貨が準備金として確保されている必要があります。
しかし、この担保については「テザー疑惑」と呼ばれる問題が存在します。
これは、発行元であるテザー社がUSDTの発行枚数と同等の米ドルを保有していないのではないかという疑惑です。
2021年3月にテザー社は、裏付け資産が存在することを保証する報告書を公表しましたが、
2021年11月現在でもその疑惑は完全には解消されていません。
このような特定の企業に価値が依存しているリスクを「カウンターパーティーリスク」と言います。
テザーは、このカウンターパーティーリスクが高いと言われています
市場動向と利用状況
USDTは、世界で最も広く利用されているステーブルコインであり、その時価総額はステーブルコインの中で最大です。スイスのルガーノ市では事実上の法定通貨として採用されており、
日常の支払いや税金の支払いにも利用されています。
USDTは、海外取引所や分散型取引所(DEX)での取引やイールドファーミングなど、
さまざまな場面で利用されています。
USDTのリスク
テザーの価値はテザー社によって維持されていますが、
もしテザー社に不正行為や破綻といった問題が発生した場合、その価値が一気に失われる可能性があります。
そのため、テザーは他の暗号資産と比較してもカウンターパーティーリスクが高いとされており、
取引には注意が必要です。
USDTはその価値が米ドルに固定されているため、価格の安定性が高い一方で、大きなリターンは期待できません。
また、Tether Limited社の不祥事や規制強化によって、USDTの価格が米ドルから乖離するリスクがあります。
さらに、ステーブルコインに対する規制が各国で強化される可能性があり、この点にも注意が必要です。
USDTの利用上の注意
暗号資産(仮想通貨)は、インターネット上でやり取りされる電子データであり、価格が変動することがあります。
日本円やドルなどの法定通貨と違い、国がその価値を保証しているわけではありません。
そのため、暗号資産の価格が急落する可能性があり、損をするリスクもあります。
暗号資産の取引を行う際には、取引内容やリスクについて十分に理解した上で利用するようにしてください。
以上がUSDT(テザー)の特徴とリスクに関する概要です。
暗号資産取引にはリスクが伴うため、十分な情報収集と理解をもって取引を行うことが重要です。
USDTの購入方法は
USDTは国内の仮想通貨取引所では取り扱われておらず、
購入するには海外取引所やDEXを利用する必要があります。
国内取引所でビットコインやイーサリアムを購入し、
それを海外取引所に送金してUSDTを購入するという手順が一般的です。
コインチェックなどの国内取引所を利用して、まずは元手となる仮想通貨を購入するのが良いでしょう。
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